4 とりあえずお話を。(番外編)

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「相手の女は、絶対に金目当てだ。」 「何故、そのように思います?」 いちごパフェを出した私に、ケイスケは叫ぶ。 「んなもん、長年の刑事の勘だよ!」 つまりは、ケイスケの得意な決めつけですね。 「ケイスケっちってさ、もしかしてそっち系?」 「ちげぇよ」 「ここに来てんのも、サトシっち狙いじゃないの?」 冗談はやめてください、タク。 全身に寒気しか走りません。 「違うつってんだろ。俺はただ、部下が心配なだけだ」 「で、こうやってサボりに来てると♪」 「サボってねえよ。・・何かあいつの結婚辞めさせるいい案ないか、安原に聞きに来ただけだよ。」 いちごパフェを食べるケイスケは、ポツリと言いました。
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