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「相手の女は、絶対に金目当てだ。」
「何故、そのように思います?」
いちごパフェを出した私に、ケイスケは叫ぶ。
「んなもん、長年の刑事の勘だよ!」
つまりは、ケイスケの得意な決めつけですね。
「ケイスケっちってさ、もしかしてそっち系?」
「ちげぇよ」
「ここに来てんのも、サトシっち狙いじゃないの?」
冗談はやめてください、タク。
全身に寒気しか走りません。
「違うつってんだろ。俺はただ、部下が心配なだけだ」
「で、こうやってサボりに来てると♪」
「サボってねえよ。・・何かあいつの結婚辞めさせるいい案ないか、安原に聞きに来ただけだよ。」
いちごパフェを食べるケイスケは、ポツリと言いました。
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