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「トップモデルですからね。」
私が言うと、彼女は頷く。
「そうよ。だから、私の願いはね。
さらなる名誉と地位を求めたいわ。
日本だけじゃなくて、世界でもトップモデルになりたい。」
「・・・・・。」
出来れば、彼女の心に。
まだ、人間らしさが残っていると信じたかったのですが。
窓の外に、りーくんが映ります。
「こちら、サービスの紅茶です。それを飲めば願いは叶います。」
「彼女、すごい人数を殺してるの気がついてないねぇ。
彼女に殺された恨みの魂が沢山、俺に言ってきたよっ。」
彼女が帰ったあと、りーくんが私に話します。
「事務所が全てやったことですからね。」
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