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「え」
「若い子の間じゃ都市伝説になってる。噂では、喫茶店にいるイケメンの店主が「代償」と引き換えに１つだけ、願いを叶えてくれるらしい。」
「その話、もう少し詳しく聞かせてよぉ」
「林道さん！？」
僕はいきなり現れた彼に驚いた。
どうしてこの場所を知っているのだろう？
「らっしゃい、りーくん。今日もバナナを焼いたものかい？」
しかも常連なんだ。
「うんっ、あとビール貰うよヨースケ」
「あ、はい。」
僕は、新しいグラスにビールを注いだ。
「よぉし、乾杯。
ユーキも、乾杯っ」
ビールが注がれてるグラスを見て、林道さんが言った。
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