30 生き返らせて

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「ああごめんね、さっきの話の続きだけど。 その喫茶店には、悪魔と死神もいるって噂なんだ。」 悪魔はタクさんだけど、死神って誰だろうな。 僕は考えながら、もう1口ビールを飲む。 「うわあ、バナナおいしそうっ。 それでそれで?」 「その「代償」ってのは、悪魔に魂を喰われたり死神に殺されることなんだとさ。 悪魔はキバやツノが生えてて、死神はドクロの顔をした気持ち悪いやつらしいぜ。」 「死神は俺みたいなイケメンだよぉ、気持ち悪くないっ」 「林道さんがイケメンかどうかは置いといて、その死神のこと知ってるんですか?」 僕が聞くと、彼は少し俯く。 「まあ、・・都市伝説の裏情報みたいなもんかなあ、・・ってヨースケ!俺がイケメンかどうかは置いといて、ってどういうことぉ?」 はは、もう酔ってる、林道さん。
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