30 生き返らせて

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「コウイチですか。 ならば、新作のスイーツをご馳走しなければいけませんね。」 「ああ、サトシ君お得意の適当スイーツねっ」 りーくん、事実言ったらダメっしょ。 「適当ではなく、芸術と呼んで下さい。りーくん。」 「わかったあ。適当な芸術、だねぇ」 「ぷっ」 俺っち、思わず吹き出しちゃった。 「りーくん。あなたは今度の新作スイーツの味見をして頂きます。」 「えっ」 りーくん、困り顔。 「ははっ、残念だったね、りーくん。」 「タクもです」 「はあああああっ!?」 俺っちの声が、森の中まで木霊した。
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