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「コウイチですか。
ならば、新作のスイーツをご馳走しなければいけませんね。」
「ああ、サトシ君お得意の適当スイーツねっ」
りーくん、事実言ったらダメっしょ。
「適当ではなく、芸術と呼んで下さい。りーくん。」
「わかったあ。適当な芸術、だねぇ」
「ぷっ」
俺っち、思わず吹き出しちゃった。
「りーくん。あなたは今度の新作スイーツの味見をして頂きます。」
「えっ」
りーくん、困り顔。
「ははっ、残念だったね、りーくん。」
「タクもです」
「はあああああっ!?」
俺っちの声が、森の中まで木霊した。
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