467人が本棚に入れています
本棚に追加
気がついたら、森の中にいた。
目の前には、一軒の家。
「あれ、どこだろ。ここ。」
カラン、コロン。
「いらっしゃいませ。」
私が扉を開けると、イケメンが頭を下げた。
「あ、あの」
「ここは、願いを叶える喫茶店でございます。神成清美様。私、安原と申します。」
「私の名前、知ってるの?安原さん。」
私が驚き、声をかけると。
パチン、と安原さんが指を鳴らす。
テーブルの上には、ケーキやタルトなど甘いお菓子が沢山。
「当店、本日のみスイーツのシェフがおります。
こちらのスイーツ全て、砂糖を使わず果物や野菜の自然な甘さのみで作っております。」
最初のコメントを投稿しよう!