31 痩せたい 2

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「・・・・・。」 「コウイッチ・・。」 不安になり、彼女の家にタクさんと行ってみたら。 「あ、中田さん!どウ?私、痩せたワよ? キレ、イでしョ?」 お腹や足、顔。 体全体の肉を削り落とした、彼女がいました。 血だまりの上に横になり口から血を流しながら、私に笑いかけます。 苦しそうに、息をしています。 「タクさん、彼女はー。」 「手遅れ。・・もう助からない。こんだけ血出てたら。りーくんでも無理だね。」 「じゃあ、せめて楽にさせますー。 私がスイーツ作ってしまったせいですし。」 ポン、と私の肩にタクさんが手を置きます。 「・・・俺っちがやるよ。 ヨウコっちやカナデっちに会えなくなるの、嫌でしょ?」
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