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「いらっしゃいませ!」
その声の主は、かわいい女の子だ。
私と同い年ぐらいかな。
私、いつも車椅子なんだけど今は歩ける。
不思議な場所、ここは本当に。
ふかふかのソファーに座ると、さっきのカッコいい男性、安原さんが来た。
「メニューでございます。・・マユミちゃん、お水は?」
「あ、ごめんなさい!」
お水を慌てて持ってきた女の子は、マユミちゃんと言うらしい。
「いいよ。大丈夫だから。」
「ありがとう!」
「じゃあこの、『新作スイーツ』下さい」
「かしこまりました。」
安原さんは、下がった。
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