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話しになんねェ、と、つい舌打ちを1つ。
俺の怒りに晒された側近は、ヒィと情けない悲鳴を上げてその場に気絶した。
それはもう、絵に描いたような気絶っぷりだった。
「……側近、こんなのしかいないのか?」
「いや、うん。優秀なんだよ?一応。
ただちょっと、こう……まさか怒るとこんな怖いとは……」
ちょっとイラッとしたくらいで気絶されても困るんだが……。
しかしこうなると、あんなんでも、ウチに来た兵士はそれなりに強い方だったんだな。
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