2-18 ブルーエイジの指輪

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「……」 「何だい? 急に怖い顔して黙りこくって」  ストームがシャインに顔を近づけて覗き込んできた。 「あたしは褒めてあげたんだよ。あんたはやっぱりアドビスの息子だって。自分の目的を達成させるためなら、どんな手も使うんだ」 「……違う」 「えっ?」  シャインは唇が震えるのを感じた。  それだけではない。  ストームの刃を握る指にも力が込められるのがわかる。  心臓を氷の手で掴まれたように息苦しさを感じた。  怒りのあまり。 「俺は――あの人とは違う」
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