第一章 ファーストコンタクト
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かく言う俺はというと自分の両腕を枕にして机に突っ伏し、徐々に意識をフィードバックさせてるところだった。窓側最後尾のこの席は暖かくて昼寝するにはちょうどいいのだ。 「お決まりの台詞言ってる場合じゃないよー。もうHR《ホームルーム》も終わちゃったんだからー」 二の腕を掴まれブンブンと揺さぶられる。あわわわわ。 あああ、今いいところなのに……。逃げ足の早いメタル色のあいつをあと一歩ってところ
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