彼女

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あなたがみつめるあのひとが 髪が長いから 私は髪を切った 少しも似ていたくなかった 彼女には 誰かとお揃いのリング 外しもしないで 天使みたいな笑顔 あなたに向ける人 あなたが待ってるあのひとが よく似合うスカート 履かないと決めた あなたの心を知っていて 退屈な夜だけ あなたを呼び出すひと どうして彼女なの 偶然あのひとと 同じだった水色の靴 昨日捨てた 少しも似ていたくなかった 彼女には 少しも似ていない私を 好きになってほしくて
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