くそヒモ野郎と言われて

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ヨシノと再会したことをアイコに話した。 アイコ「何?シゲオもついに高校の同級生の女子と運命の再会?あんた、免許はどうなのよ。」 俺「学科が全部終わった。あとは、実地をクリアするだけ。」 アイコ「は?あんたバカね?学科も実地も両方同時進行でしょ普通は。本当に要領悪いね。」 結局3ヶ月かかって俺は免許を取った。 自動車公安委員会の学科の試験は、かなり難しかった。それでも、受かった。 アイコ「シゲオ、約束だよね。免許取ったらあんたは実家に帰る。豊見城市から与那原に帰る」 俺「うん。わかってる。じゃあ、俺らもう別れるってこと?」 アイコ「そうは言ってないじゃん。あんた、まずは大学また受けるか、仕事探すかしてごらん。社会に出るか進学するかしなさい。」 俺「わかった。」 そういえば、大学落ちてしばらく浪人しようとしてたとき、3月頃、高校時代の登川(ノボリ)の連絡先聞いたな。電話してみるか。 ノボリ「はい、もしもし。シゲオか。お前も浪人生だろ?勉強してんのか?」 俺「ノボリよ。お前はどうなんだよ。」 ノボリ「俺は着々と勉強してるぜ。誰かさんみたいに女にウツツを抜かしてる場合じゃねぇからな。北大の農学部の偏差値やべぇから。」 俺「うるせぇ。俺も今から本腰入れて予備校行くわ。また。」 ノボリ「お互い頑張ろうや」
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