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『みよさんは大地が大好きなんですね』
と。
馬鹿!!竜の野郎、蒸し返すなよ。
『当たり前田のクラッカーだよー。可愛くて目に入れても痛くない!目どころか何処に入れられても大歓迎っ!』
何処に入れられても・・・。
『何、下ネタ言ってんだよっっ。』
と言うと、みんみんと竜が
『『下ネタ?』』
と口を揃えてこちらを見た。
それから直ぐに竜が大笑い。
『竜君、大地わけわからないこと言ってごめんねー?』
『くくくくくく・・・だ、大丈夫、です。慣れてます・・・』
なんか二人が既に意気投合してるのがムカつく。
『なんだよ・・・』
『身体は大きくても可愛いままだなー大地は!』
『俺から見ても可愛いですよ、大地は。』
『何言ってんだよ!?意味分かんないしっ。俺よりも、むしろ・・・、・・・。』
みんみんは何しても可愛い・・・って言いそうになった。
『むしろ、なぁに?』
ここでまた上目遣い。
確信犯だな、みんみん。
『何でもない・・・』
『みよさんが可愛いって言いたかったんですよ大地は。いつも「みんみん可愛いー」が口癖です(笑)逢うの楽しみにしてました。予想より遥かに可愛い叔母さんです。』
『んまー!竜君ったら、お上手♪今晩は何でも奢るわよ!』
上手く誤魔化してくれた竜に感謝・・ ・したいが。
『おい、竜。余計なこと言うなよな。』
『そんな赤面しながら言われると抱き締めたくなるよ、大地。』
そう言って俺に軽いハグをした。
『やめろよっ!』
『いーぢゃん、ケチ。』
このやりとりを目を輝せながらジーと見てる、みんみん。
『彼女じゃなくて彼氏だったのね★』
『違っ!』
『みよさん、俺の片想いですから』
『えっ!麗しいBL!』
『竜はバイなの』
『性という概念がないと言って欲しい。』
なんなんだ、このやりとりは・・・。
それから、BLだ~なんだと賑やかに盛り上がりながら、みんみんが泊まるビジネスホテルへ向かった。
手を繋ぎ続けながら。
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