第四章 対面

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『久しぶり、みんみん。相変わらずだね。でも俺も大学生になったわけだし、いきなり抱きつくのは止めてよ?』 『・・・ごめんー。彼女さんとか居たら、こんなBBAでも勘違いされちゃう?』 いや彼女居ないし、BBAに見えないし・・・。 『・・・』 『大地?』 『・・・うん、そうだね。大人らしくしてよ、と・・・友達も来てるから。』 『え・・・??』 キョロキョロと回りを探しているみんみんに竜が近付いた。 『こんにちは、大地の友達の竜です。』 背筋ピーンとして竜に向き直るみんみん、可愛すぎだろ。 『は、は、初めまして!大地の叔母のみよです。いつも大地がお世話になってましゅ・・・っす』 緊張して噛んでる・・・。頬の緩みが隠せずにいると、竜が満面のイケメンスマイルで手を出し握手を求めている。 『宜しくお願いしますね、みよさん』 『宜しく、竜くん★』 握手を交わし、みんみんが手を離そうとした時、竜がその手を引っ張った。 『え・・・?』 受け身が取れず前のめりになるみんみんを竜が抱き締める。 『手を離しがたい程、可愛らしくて、つい。失礼しました。』 とみんみんの耳元で囁いた竜にみんみんは赤面している。 『竜!もう、いいだろ?離せよ。』 ついイラッとしてしまい竜からみんみんをひっぺ返す。竜はニコニコしている。 『コラ、大地。そんな言い方しないのー。』 と言いながら俺の腕の中で上目遣い。 もう、勘弁してくれよ、まじで。 『みよさん、ふざけすぎてスミマセン。改めて宜しくお願いしますね。』 『宜しく、竜くん★☆』 俺から離れて竜に向き合い何故か最敬礼するみんみん。 俺は・・・みんみんが何しても萌える。 重症だ。
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