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「また我慢できなくなることばかり……」
「困る?」
近距離で彼を見つめるとすぐ、激しく唇を唇で塞がれた。
熱いキスをしかけられる。
まるで、困っていないというように。
指の動きも激しくなる。
「ねぇ……啓さんが欲しい……」
息切れ切れにお願いすると、彼が指を抜き、私のシャツワンピを手早く脱がせ、下着もとった。
彼自身も同じ。
彼は私をソファに倒すと覆い被さり、口づけながら中に入ってきた。
根本までおさめ、お互いの身体をくっつけると、啓さんが小さな甘いため息を吐く。
私はこの瞬間が好きだ。私だけじゃなくて、彼も気持ちがいいと思っているだろうこの瞬間。
彼はすぐに動こうとせず、私の胸の膨らみを吸い刺激を与える。
「啓さん、止まってちゃ、ヤッ……」
正直な私に彼が小さく笑うけれど、ゆっくり上下始めた。
「あっ……」
「痛くない?」
「うん……痛くないから止めないで」
彼と繋がる気持ちよさに身体も心も喜ぶ。
私は啓さんの身体に強く抱きつき、キスを繰り返す彼に必死に応えながら快感を感じるのだった。
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