013.花を拾った夜(1)
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「祐さんの側に、貴女のような女性がいてくれて、安心しました」 俺には、自分が彼の信頼に足る存在にはなり得ない自覚がある。だからだろうか――出自や境遇を含め、裏も表も受け止めてくれる別の存在がいたことに、本心から安堵していた。 冴子さんは再び柔らかく微笑んだ。俺の狡猾な罪悪感には、多分気付いてはいないだろう。
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