メリー・ゴー・ラウンド

あらすじ

　学園祭の打ち上げから帰宅し、自宅のソファでくつろいでいた主人公、笹島(ササジマ)　裕(ユウ)。やがて裕は、ソファの上でまどろんでしまう。ところが、違和感を覚えた裕が目を覚ませば、彼の身体は――いつの間にか一角馬(ユニコーン)へと成り果てていた。

混乱の中、裕は一人の少年、ロックと出会う。裕の事情を聞いたロックは、裕が人間に、元の世界に戻ることができるように手伝うと申し出る。こうして、一人と一匹の冒険が幕を開ける。

ロックと共に訪れた場所で、「聖女」と呼ばれる少女アニラと出会う。
アニラから得た情報から、裕に起きた異変を正すため、二人は各地に散らばったとされる禁呪の書物“反魂の書”の破れた頁を探すことを決める。
しかし、禁書の頁を集めていくにつれ、世界に異変が広がり始める。
資源の枯渇、征服戦争。人と人の争いは、魔物すら巻き込んで激化していく。