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『神々の不思議な物語』
1、万物の始まり
天地開闢は奇々怪々
音もなければ、光もない
空間もなければ、時間もない
そんな無空間に、突如無空間が二つに裂けて
一つの閃光が発せられた。
雲の対流の様なものの渦巻き
うごめき、周りがぼんやり映し始める。
三神が姿を現し、表しては消え、
その姿もはっきりしない。
人間の形をしているが、宙に浮いている。
長い、長い、気の遠くなるほどの時間が経過して
周りが少しずつ形作られていく。
次に現れた神々は五神
クニ神・トヨ神・などが現れ
夫婦神が五組表れた。
これらの神々が「万物創世」の神々である。
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