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まずは、何しようかな?
そいえば、海って終わりがあるのかな?端まで行ってみるか。泳ぐの得だしな。
「あれー?ここどこだろー?」
かなり泳いだからなー?それに、浮き輪の空気無くなってきたしなー。どうしよかな?
そんな時、海から背びれが見えた。
「サッ!サメ!!!来るな、食べるな、ごめんなさーい!!」
「きゅー!」
「やっぱり、食べられ……ない?」
僕はゆっくりと後ろを見る
「イルカかよ!」
「きゅー!」
そのイルカは、僕の浮き輪をつついてきた。
「何?遊んでるのか?僕、早くお父さんとお母さんのところに帰りたよ…ぐすっ」
僕は、不安になって泣いてしまった。一度泣いてしまうともう涙が止まらない。さらに、僕は不安から僕の心は幼くなっていった。
「きゅー?」
そのイルカは、僕の涙に反応するかのように鳴いた。そして、イルカは器用に浮き輪をつついて浮き輪を動かした。
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