ミカンの学校

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 見かねた、委員長風の女子ミカンが、割って入る。 「ねぇ、止めなよ~」 「うるせぇブス! お前のこの童貞が好きなのかぁ?」 「ひ、酷い! こんな童貞、好きになるわけ無いじゃない!」  この場で、一番傷付いたのは、頭の良さそうなミカンだが、それを無視して彼女は、不良ミカンが言った暴言に、すすり泣く。  クラスにいる、女子のミカン達は、立ち上がり抗議する。 「女ミカンを泣かせるなんて最低!」「謝んなよ!」「このクズミカン!」  不良のミカンは、女子ミカン達の抗議に逆上した。 「うるせえ! ブス共! お前ら一人残らず、犯すからな!!」 「最低っ!」「信じられない!」「あんたなんかに出来る訳無いでしょ!?」 「うるせえ! 犯してもらえるだけ、ありがたいと思え、ゲロビッチ共!」   教師のミカンは、生徒のミカン達を注目させる。 「はーい。みんな静に、彼の事は、ほって置きましょう」  ミカンの教師の、意外にもドライな反応に、不良のミカンは反発する。 「おい! 先生! シカトしてんじゃねよ!?」 「黙りなさい!」  思わぬ反撃に、不良ミカンは黙る。 「君のように腐ったミカンは、居るだけで、周囲に迷惑をかける」 「俺は腐ったミカンじゃねぇ!!」     
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