ドロップγ

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1218. 布団の上でもう一度考える。 「……最後に、ニュースを見たことは覚えているんだけどなぁ」 そう。そのニュースを見て、僕はひどく衝撃を受けた気がするんだ。 「……ん?」 部屋の隅、机で隠れて僅かしか見えないけど、あれはダンボール? 「どれどれ……」 封をしてないダンボールの箱。中にあるものを取り出してみると、一冊のノートだった。 「ふむふむ」 表紙をめくると、短い文章が。 『ひと時の安寧すら私には許されない。幾星霜もの時をたった一人で過ごす』
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