イケメンモンスターを産み出していいですか!?

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そうそう、アバターの名前はダン君にしました。呼ぶ時に一々ダンジョンコアって言いたくないし可愛くないから。 宝箱の中身は革袋に入れた飲み物にしておいた。水分補給大事だし、有って困る事はないだろうし。味は果物で炭酸飲料をチョイスした。毒と勘違いしたらちょっと面白いかもといたずら心有りです。 「ねえ、ダン君。普段私ってば何処で生活すれば良いの?」 「ダンジョンコアの部屋の隣に居住区が有ります。此方はダンジョンマスターしか入る事は出来ず、私めもマスターの許可を貰ってからでないと入る事が出来ません。完全独立型のプライベートスペースと思って頂ければ宜しいかと」 「ダン君は何処で生活するの?」 「私めは不眠不休で活動が可能ですので、普段はのダンジョンコアの部屋に待機しております。用事がある際はメニューウィンドのコールをかけて頂ければすぐに参上致します」 「食べたり眠ったりは?」 「可能です。ただ食事をしなくとも魔力をエネルギーとしているので取る必要が無いのと、睡眠は省エネをされる時にエネルギー吸収を停止する事で行われます」 「なら日照時間を参考にして生活スタイルを決めよう。日は登ってる?降りてる?」 「日照時間は24時間の内、12時間。6時に日が昇り、18時に日が降ります。今は日が降りて夜の時間帯でしょう」 「じゃあ今日はもうお風呂入って寝る事にしよう!そして日が昇る時間に起床します。私が寝ている間はダン君も省エネモードで睡眠してて」 「畏まりました。マスターの睡眠時とリンクします」 「あ、ご飯食べる時とお風呂に入る時、後寝る時はダン君と一緒に居たいのでその時は居住区の入室を許可します」 「仰せのままに」 そして私はショタと共にお風呂へ入り、ショタと共にベッドで眠るのでした。至福。そして翌朝、朝食の最中でした。 「魔力の増加を検知、ダンジョンに侵入した個体が複数有り」 ダン君が突然そう言ってからジェスチャーで指を動かし、巨大なモニターを中空に展開し始めた。カッコイイ!私も後でやってみようっと。 はっきりとした姿でモニターに人間3人が映し出された。冒険者なのだろう。むさい男達が皮鎧を着込み、剣を携え松明を持ちながらダンジョン内を歩いていた。 しばらくすると徘徊していたゴブリンと接触し戦闘になった。数の暴力もあったが、冒険者が圧倒していた。まぁ当然か。
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