あの人の隣に・・

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「心配されているのが分かってるから、怪我ひとつせず帰ってこれるだろうな」 「そうだね」  彩音は隣に座っている、りょうと優美の会話を聞きながら、 「これじゃ、二人の間に入れないちょっとショック」ボソ  秋保も聞いていたらしく、  耳元で、 「間に入れないね」 「・・・・う・・ん」 「・・でも、まだ・・可能性は・・ある・・よねぇ・・きっと・・ある・・かもしれないけど、私は、諦めない。絶対に隣にたてるって、信じるから・・ねっ!秋保」 「・・ううん、きっとね」  私は、柊君の横で、決意を新たにした。 (終わり)
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