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(おまけ)
皆がパフェを食べ終えて、
「巧、守、さっきの感想聞かせてくれないか?」
守が、
「ごめんなさい!」
「だろ」
巧が、
「・・気に入ったかも」
優美と俺は同時に、
「「え?」」
巧が突然立ち上がり、
「西木倉さん、おれと付き合って下さい!」
突然のことで、凛はスプーンをくわえながらかたまった。
みるみるうちに凛の顔は真っ赤になった。
不自然に、隣に座っている奏の顔を見て、一瞬顔を曇らせたが、巧に、神妙な面持ちで、
「・・ごめ・・ん・・なさい。・・・・私・・私・・ね・・女の子を・・好きになっちゃうんです」
奏に抱きつき顔を埋めてしまった。
耳まで真っ赤にして、よっぽど恥ずかしかったのだろう。
回りから
「きも」、「まじ」、「やべえんじゃない」
聞こえてきた。
優美が立ち上がろうとしたとき、近くを通りかかった、橋上教授が口を出してきた。
「誰だ!きも、やべえんじゃないっていったのは!」
「「「「「・・・・」」」」」
「パフェ食べている女の子の後ろにいる5人!立て」
ガタガタ
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