ロ・ディフィス豊穣祭

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私は街の大通りを歩きながらあたりを見渡す。通り沿いには出店が、いつもより繁盛しているお店が、祭りの開会を告げる空砲が。 「もう 祭りが始まっちゃうの?急がないと…!」 私は石畳みをかける。すれ違う親子に変な目を向けられたが気のせいだろう。 直に風を感じる。風は冷たく頬に当たる。 街の中央広場に続く門を抜けると、お祭りムード一色だ。 「ふぅ、なんとか間に合ったみたい。」
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