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海見と出会ったのは、私が小学2年生の時。私がいつもように、私の家の近くの公園で遊んでいた時だった。
私は、ブランコが大好きだから毎日ブランコで遊んでいた。
もちろん、私には一緒に遊ぶような友達はいなかった。その事で私はとても悩んでいた。
でも、ブランコで遊んでいる時は、悩みが小さく感じた。だって、空はとても広いからだ。
しかし、その日は違った。
いつもは、見ない子が私に向かって言った。
「ねぇ、あなたはここら辺に住んでるの?」
そう、この子が海見。
ショートカットが良く似合う女の子。
「う、ん」
私は恥ずかしくてたまらなかった。私の返事は、カタコトだったことにも気にしないで海見は、
「1人で遊んでるの?」
「う、ん」
「一緒に遊んでいい?わ、たしは海、、見 。あなたは?」
「心花」
私はこの時、海見の言った『わたしと海見』に違和感を覚えたことは今でもハッキリと覚えている。
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