2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
部屋の窓から顔をのぞかせれば  影に半分隠された月がぽつんと浮いていた 周りには仲間の星でさえ 姿を消している 「さぁどうしますか?あなたなら」机の上だけ存在するカレンダー 早送りしたかのようなスピードでめくられてゆく どこかの片隅で何もかも捨てた間 どのくらいの時間が過ぎてしまったのだろう   空気と人間がかさなった 前代未聞の大ニュース 捕まえられない、瞳に映らぬ物質 それは君の心そのもの 僕の心と君の心、タンスに押し込まれてる思い出くらいの距離にありますか?   今頭上にある埃かぶった太陽 どれだけふいてもまた降り積もってゆく 毎日朝昼晩 監視監視監視 暗闇に惑わされぬよう 季節はいろんな顔を見せます ときには過去、未来そして現在をさす 走っても走っても今は今 自分で全てを支配して後悔しては涙を流す The same a pattern   空気と人間がかさなった 前代未聞の大ニュース 捕まえられない、瞳に映らぬ物質 それは君の心そのもの 僕の心と君の心、タンスに押し込まれてる思い出くらいの距離にありますか?   君をだれもが愛しました 星、海、空気、太陽、カレンダー、過去が全てが愛しました その冷えきった手で雪を降らせ雨をおとし 次は光でも照らしましょうか?
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!