打ち棄てられた言葉たち3

3/3
前へ
/9ページ
次へ
知っているのはね、このスマホの入力を見た 読者の皆だけだよ・・・。 これは内緒・・・。 だって言葉は形に見えなかったから・・・。 だって言葉は勿忘草(わすれなぐさ)になったボクにしか、その真の姿が見えなかったんだ・・・。 だからね、小さな旅をした小さな僕が見つけた、大きな発見だったんだよね☆。 でもね、もう1度言うよ・・・。 言葉には罪はないよ・・・。 言霊(ことだま)はかわいそうだよ・・・。 所在なげに、ずっとぷらぷらぷらぷらしていたんだから・・・。 僕は、そんな言霊(ことだま)がかわいそうだった・・・。 それで何とかしてあげたいって思ったんだ・・・。 僕は言葉たちの味方なんだ・・・。 僕は言葉たちの味方でいたい。 なぜなら僕は言葉たちのパワーを知っているんだ・・・。 人の心を動かすこともできる、 人の人生を前に進めることもできるんだ・・・。 僕は言葉を信じている・・・。 僕は言葉を大切にしている・・・。 だから僕は言葉を味方につけていたい。 僕も言葉の味方でいたい。 言葉を傷つける人が嫌いだ。 言葉を打ち棄てる人が嫌いだ。 そういう言葉は言葉が傷ついている。 そういう言葉はその人の元に帰りたがっている。 なぜならその言葉を愛してくれるのは、その言葉を放ったその人だけだからだ。 その人のところに帰れば、その言葉を愛してもらえる。 そこに帰ったら、きっとその言葉も癒されるんだ・・・。 その人のところ にその言葉が戻れば、言葉は安心して暮らせる・・・。 きっとそこが居場所なんだよ・・・。 言葉に良い悪いもない・・・。 言葉自身に罪もない・・・。 音自身に罪もない・・・。 言葉を愛してほしい・・・。 だからね、彼らがその言葉を愛して使ったんであれば、僕はそれでいいと思うんだ。 だからその言葉に戻ってね、彼らのところに戻ってね、愛してもらったらいいって言ったんだ。 僕には愛せない言葉だったんだ・・・。 ・・・ ごめんね さよなら。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加