時すでに遅くなし
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残り10分。 ありったけの力で自転車を漕いだ。 8月の晴れ渡った空は、容赦なく自分に日差しを浴びせた。 たぶん項はもう真っ赤になっているはずだ。 でもそんなことを気にしている暇はない。とにかく急がなくては。 顧問が貸してくれたタイマーを首にかけて、学校の裏門をすり抜けるとペダルにありったけの力を込めて。 僕はこの10分に想いを賭けてみた。
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