事実は小説よりも怪談なり。怒り

2/6
前へ
/6ページ
次へ
我々の学校は 学年で十クラスくらいある結構 大きい学校なので 三つくらい 行く先を選べるって方法で 修学旅行先をクラス単位で 選んだのだが 我々のクラスは ただたんに 一番遠くまで行けるって理由で  四国高松と屋島 そして小豆島 +京都っつうコースを選びましたね 他には どこだったかなぁ 倉敷辺りや 広島辺りがあったような気がするが 覚えてないです さて  初日  新幹線で どこまでだったかなあ  要するに フェリーが出てる駅近くまで行っては 瀬戸内海を フェリーで渡りました 当時は まだ 瀬戸大橋 架かってなく、フェリーが 一般的に 四国へ向かう方法でしたね そのフェリーで 有名なのが あのうどん県たる香川県から店が出したのかわからないが フェリー内に うどんの食べられる立ち食いコーナーみたいなところがあり 一般客が 急いで そこへ 向かってるのが印象的でしたねえ っつうか これ いつになったら 怪談系の話へシフトするんだって? まあ もうじきですから 高校二年なんて言ったらいつも腹が空いてるようなハングリーなやつらなので 結構多くの学生も そこでうどん食ってましたねえ 私としては 「それ 立ち食いそば屋とどう違うんだよ?」って否定的で 行きませんでしたが そう この当たり では なにも問題ありませんでしたね 無論 フェリーでうどん食っただけだろうがぁですが(笑) まあ その通り  話は始まったばかりです で  四国上陸 つうか 船酔いっぽい 足が地につかない感じで 皆 高松の栗林公園へと参りました ええと ここは そのぉ 大した 面白みもないところなんだが そこでは ソフトクリーム屋が 出ていて 皆 喉が渇いたのか 食べていましたねえ つうか お前ら食うことしかしてねえじゃん って まあ 集合写真を撮られたりはしてましたよ そして 本日の泊まる宿へと もう 夕方から 夜のとばりが落ちて来てる頃  皆 宿へ到着したのだが その前に 屋島と言う観光名所は どう言うところか説明すると
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加