あらすじ

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あらすじ

高校二年の夏休みを満喫していた北上優香は遊びすぎた反動として溜りに溜まっていた宿題を、夏休み最後の週を友人宅で片付けていた。 宿題は最後まで終わり、夜も遅いため帰路についていた中、何者かに背後を襲われて意識を手放してしまった。 目が覚めた時、彼女は真っ白な空間に漂い、出口を探そうとうろついていると、とあるトンネルを見つけた。好奇心に負けてトンネルの中に入るもそこはモニター室のような場所で真ん中に一つの椅子を見つける。 時間もかからないうちに、室内は不穏な動きをしていた。 その場所から逃げようとした優香だったが、出入り口は閉められていたことで出ることが出来ず、もう一度、今度は途切れるようにして意識を手放さざるを得なかった。 次の時、目が覚めた優香は先ほどまでいた部屋とは一変し、日の射す森の中になぜか寝ころんでいた。 起き上がり現状を把握しようとしたが、森の中から現れたシスター「セシリア」に「勇者様」と呼ばれ連れ出されてしまった。 シスターに手引かれ出会ったのはお嬢様系の「ソフィー」と幼女系の「アンディア」、そしてがっちり系の「アンディ―」。 勇者様と呼ばれた自分自身の仲間だと思われる三人の人物たちと合流し、行動を共にし始めたのだった。 身体の違和感を感じながら、世界を旅する勇者となってしまった優香はいったいどうなっているのか把握できない中、とある事件で身体の違和感があることによって催されていたことに気が付いてしまった――。 信じられない光景を目視して、現実逃避もできない中、眠りが勝り就寝する。 次の日の朝、起こされるようにドロボウ呼ばわりされながら、元の身体の持ち主「オルゾ」が妖精として登場。 様々なことを教えて貰い、元の世界に帰る為とはいえ、魔王討伐を手伝わされることになってしまったのだった――。
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