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秋月と別れ
電車に乗る
はぁー
色々、疲れた
やっぱり秋月のこと苦手かも
疲れてうとうとしていると
最寄りの駅になっていた
急いで電車から降りる
結構遅くなってしまった
人通りも少ない
早く家に帰ろう
帰ろうと歩きだした時
ジー
感じる
いつもの視線だ
なぜだ?
いつもは朝だけなのに
俺は恐くなる
早く帰らなくては
なるべく明るい道を選ぶようにして
早足で帰る
視線はねっとりと俺をとらえたままだ
後ろから足音も聞こえる
恐くて後ろを見れない
冷や汗をかきながら
必死で歩く
目の前には公園が広がった
この公園を抜ければ
家にたどり着く
もう少しだ
静:はぁはぁ
息が切れる
バシッ
いきなり手を掴まれ
引っ張られる
静:えっ!
ちょっ
やめてください
必死に抵抗するが
力が強くかなわない
そのまま近くにあった
公衆トイレまで引っ張られてしまった
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