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大:…静ちゃん
秋月が何度も俺を呼んでいる
うるさいな
まだ寝ていたい
俺は聞こえないふりをして寝続ける
大:静ちゃん起きて
遅刻するよ!
静:っ仕事
遅刻という言葉に反応し
飛び起きた
全身に痛みが走る
身体は綺麗になっていて
服も着ていたが…
身体中が痛い
最悪だ
身体の痛みが
昨日のことを思い出させる
俺が顔を歪めていると
大:おはよう静ちゃん
秋月が優しく笑う
バシッ!
乾いた音が響く
俺は秋月の頬を平手打ちした
秋月は頬を触りながら
大:静ちゃん、元気いいね
そんなに俺としたいの?
静:っふざけ
ガプッくちゅ
噛みつくように
キスをされる
昨日のこともあって身体が重い
手で秋月を押すが…
抵抗というより
秋月にただ触れているかのようになる
静:っふぁ…んっ
意外にも
すぐに秋月の唇が離れた
俺は秋月を潤んだ眼で見つめてしまう
大:そんな顔で見ないで
本当は静ちゃんをぐちゃぐちゃに犯したいの
必死で我慢してるんだから…
はい、これ着てね
着替えを手渡すと
リビングの方へ行ってしまった
俺は重い身体を動かし
着替えだす
スーツは少し大きくて
秋月の匂いがした
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