夏の別荘

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荷物を降ろし終えると、お母さんが先にログハウスの鍵を開けて待っていた。 部屋に入ると、いつものソファが僕らを出迎える。 ソファに飛び込むと、埃が飛んで、くしゃみが出てしまった。 「やっぱり掃除しないと駄目だな。」 ハンディ掃除機を取り出しながらお父さんが言った。 お父さんは、リビング、キッチン、寝室に掃除機をかける。 僕は、その後にくまなくモップをかける。 お母さんは、その他の細かいところを小さなモップで掃除する。 掃除が終わると、僕は改めてソファに飛び込む。 いつも初日はこれで終わる。
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