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「…………で、ここが音楽室ね。基本的には音楽の時間と吹奏楽部しか使わないかな。それで、その隣が楽器庫。いろんな楽器あるから吹部以外立ち入り禁止」
「なぁなぁ!!俺、体育館でバスケやりたい!!!」
「もー、ちゃんと聞いてたの?体育館は今授業で使ってるからダメだよ」
「何でだよ!!いいだろ別に!!!」
「ダメなものはダメなの!3限でバスケできるからそれまで我慢しよ?」
「俺は今やりたいんだ!!!友達にそんな事言うなんて最低だぞ!!」
あーもう!めんどくさい!!あんまやりたくないけどやるしかない!!!
「由紀君、今授業を受けているのは将来のためなんだよ。だから遊んでいるわけじゃない。分かる?」
肩にそっと手を置く。そしてその手から…………
「そんなの嘘だ!友達に嘘、つく……………な……」
よし!ちゃんと寝たな。
今何したかと言うと………
肩に手を置く
↓
妖術を直接かけて眠らせる
↓
転校生が眠る
こんな感じですぐ寝てくれたから助かった
教室に戻るか。あんま戻りたくないけど。
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