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「あの!え……っと……」
なんて言う?私から断るのは分が悪いし……。
顔をしかめていただろう私を、翔太郎という男はジッと見ていたかと思うと、ゆっくりと立ち上がりこちらへと向かってくる。
「こないで……」
咄嗟にでたその言葉に、翔太郎は驚いたような表情を浮かべた後、晃さんを見た。
「晃、聞いた?この俺に来ないでだって」
「だろ?おもしろい。お姫ちゃんって」
はあ?バカなの?この人達?
嫌悪感をおもいきり現した私に、翔太郎は1メートルぐらい離れた所で驚きの言葉を発した。
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