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ぐはあッ、なななんという威力。
やっぱ美形の微笑み(鼻水無し)は綺麗かつ男前すぎて別格。悔しいがノーマルな俺ですら一瞬どきどきしちゃったもの。そりゃ親衛隊も出来るわけですね、うん納得。
とか言ってたら、おや?
書記さまの身体がプルプルし始めました。
でもって――。
「わんわん、大……好き!」
「ハッ? うわぁあっ、待てちょっ、何でまたしてもーーッ!」
急に書記さまの腕に力が入り、ぎゅううううっと締められたら。
結果はもう分かるよね。
焦る書記さまの声を遠くに聞き。
再び意識を失うハメになった俺は、健勝ながら何故か川岸の向こうにいる祖母ちゃんに向かって、手を振ってみせた。
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