出会いました。

4/4
前へ
/89ページ
次へ
ぐはあッ、なななんという威力。 やっぱ美形の微笑み(鼻水無し)は綺麗かつ男前すぎて別格。悔しいがノーマルな俺ですら一瞬どきどきしちゃったもの。そりゃ親衛隊も出来るわけですね、うん納得。 とか言ってたら、おや? 書記さまの身体がプルプルし始めました。 でもって――。 「わんわん、大……好き!」 「ハッ? うわぁあっ、待てちょっ、何でまたしてもーーッ!」 急に書記さまの腕に力が入り、ぎゅううううっと締められたら。 結果はもう分かるよね。 焦る書記さまの声を遠くに聞き。 再び意識を失うハメになった俺は、健勝ながら何故か川岸の向こうにいる祖母ちゃんに向かって、手を振ってみせた。 .
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

446人が本棚に入れています
本棚に追加