1 あらすじ、設定

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 ・転化  →基本的には、人が精霊となる現象の事を指す。原理は不明。記憶や人格はそのままに精霊として活動する。使い魔としての〈契約〉も結べる。しかも生前、勇名を馳せた猛者や深慮に長けた賢者などが転化する場合が多いため、ほとんど強くてニューゲームである。精霊から人になる場合も同様。さらに特殊な事例として、そうした精霊や人間が一部の驚異的なアイテムに転化することもあり、会話も可能であることからこれらのアイテムを「インテリジェンスアイテム」と呼んで蒐集する国、機関も存在する。  ・契約  →専ら精霊との間に取り決められる使い魔契約を指すが、人と人、国と国の間に設けられる、それを破った場合のペナルティを課した契約魔法を指す場合もある。人と精霊との間で交わされる契約は基本的に精霊に決定権があり、使い魔として使役する為には精霊が提示する契約条件を満たす必要がある。それが例えどんなパワハラであっても。失敗すれば即退去、最悪の場合懲戒免職(この世から)。用法用量を守って正しくご契約ください。    ・王の騎士  →日朝のライダーフォーム。生きながらに〈転化〉することが出来る超々希少人物たち。その多くは武力に長けた超人たちであり、世界的に英雄視される傾向にある。一騎当千を地で行く存在で、彼等が単騎で戦場に現れたらその日の戦争は終了のお知らせである。相手は死ぬ。    ・獣の騎士  →王の騎士とは真逆に位置する天災の様な存在。前触れもなく現れては人も物も国も全て壊して消えていく、超前衛的空間の匠。なんということでしょう。大きな体躯、禍々しい見た目と頭に生やした角、もしくは多手足多頭の風貌が特徴。これに対抗できるのが王の騎士だけとも言われており、その所為もあって王の騎士の人気は信仰めいてさえいる。
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