第一章 第一部 異世界の弁護士

1/7
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/99ページ

第一章 第一部 異世界の弁護士

 異世界ファンタジー×専門家による法解説の新しい形のライトノベル!  労働法監修・解説:曽利和彦(特定社会保険労務士)  新米弁護士の畑楽法子(はたらくのりこ)は、コミュ障のダメダメ弁護士だった。  そんな駄目駄目な弁護士生活が続く中、彼女は繁華街で謎の人物と出会う。  謎の人物の名は『ミスターG』  怪しさ満載のホストのような人物だったが、ダメダメ生活に嫌気が差していた彼女は、ミスターGに言われるがまま、とある場所に連れて行かれてしまう。  そして、ミスターGに連れられて辿り着いた先は……  なんと、この世界とは異なる、異世界『エクレイア』だった。  更にこの世界では、元の世界の法律が『強大な力』となり、彼女にとてつもない力を与えてくれるというのだ。  彼女が、この世界に招かれたのは理由がある。  異世界では、元の世界以上に様々な種族が共存している。  当然、価値観の違いも多く、毎日到るところでトラブルが起こっていた。  それを見かねた、エクレイアの七人の王の一人が、ある提案をする。  『全ての種族が公平となるよう、この世界とは別の世界の者に、その者が住む世界の法で裁いて貰うのはどうだろうか?』  問題解決の糸口が見えなかった王たちは、この提案に乗ることになった。  そう、その最初の異世界の人間として、新米のコミュ障弁護士畑楽法子は異世界に招かれたのだった  こうして、彼女は元の世界(日本)の法律の【力】を使って、異世界の様々なトラブルを裁く異世界弁護士となったのだ。  果たして、彼女は今の時代の法律の『力』を使って、異世界で活躍できるのであろうか?  専門家による解説もある、新しいライトノベルがここに始まる!
/99ページ

最初のコメントを投稿しよう!