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「お父様!私、グラムを助けたい!」
「まぁまぁ、落ち着け!ファノーラ。何が分かったんだ?」
「グラムは、集団で暮らしていて、最近何も言わずに精霊さんが居なくなっているの!」
よし!簡単にまとめられた!でも、これだけじゃあ、許して貰えそうに無いなぁ…… でも、あと少し!
「だからね…………」
突然、大きな声が私の声を塞ぐ用に現れた。
「ダメだ!そんな魔物がいる危険な森に1人で行かすわけには、行かない!!!」
そうだよね。何日掛かるか、分からないもんね…… なら、毎日帰って来る事が出来れば!
「グラム、私と契約したら、そのウルフに乗れる?」
「まぁ、乗れないことは無いと思うぜ」
これなら、行ける!!さぁ、ラストスパートだぁー!
「お父様、毎日帰って来る事が出来れば許してくれる?」
「そんな事出来る訳が無いだろう?ほら、ファノーラ。自分を大切にするんだ」
もう、見せて上げるよ!私とグラムが契約する所を!!最後の切り札!これでだめなら、その時は、その時だぁ…………
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