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精霊達と共に練習を!!
私の朝は、早い。いつもレイに起こしてもらう。まだ、幼い私は、滑舌が良くなく、練習をしないと滑舌が悪くなる。
今日は、いつもと違い新しい精霊アノカがいる。
「ファノーラ様、私は、ファノーラ様を主にしたいです」
「分かったよ、準備はいい?」
アノカは、恐る恐る頷いた。
「あっ!!ごめん。アノカって光の精霊?」
「そうですが………」
「ありがとう」
深く深呼吸をして、呪文を唱える
「光の精霊アノカ 我を主として認めん 我は、ファノーラ」
次の瞬間、レイの時と同じように、アノカと私の間に金色に光る紐のような物が現れた。紐は、私の右手に結ばれた。紐には、アノカと書かれていた。
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