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「こんなカッコいいオナラ、見たことねぇ屁」
体中から発せられるオナラや、体の中のオナラを練り、
それを扱い戦う武術”オナラスト”が充満する世界。
その世界で一番のオナラストになろうと奮闘する、鷹丸が主人公の物語。
この世界では10歳になった時、
今まで自分と一番関わり合いを持っていたモノが武器となる。
主人公の鷹丸は掃除好きなこともあり、箒が武器になり、
箒にオナラの気を纏わせて戦う剣術スタイルで戦う。
主人公は街の外にいる、人間に害をなすモンスターを掃除しによく行っていたのだが、
ある日、街の外に自分と同じくらいの年齢の子供が迷子になっているところを発見する。
その子供は汐音と言い、どうやらこの世界とは別の世界からやって来たらしい。
別の世界からこの世界へ人がやって来ることは珍しいが、決して無いことでは無い。
現に鷹丸が住んでいる街には、別の世界からやって来た人たちのコミュニティもあるくらい。
汐音は元の世界へ戻りたいと言ったので、鷹丸は仲間を連れて
元の世界へ戻る手がかりを探す旅へ。
箒を剣のように扱い、時に、箒にまたがり空を飛び、はく動作により風を起こす鷹丸、
マイクを武器として扱い、ラップを放つことにより、言葉を具現化して戦う琴子、
応急処置箱にオナラのパワーを注ぎ、自己回復力を高める術を使う颯来、
の3人で、汐音を守りながら旅を進めていく。
旅の途中で10歳になった汐音は、人への感謝の気持ちから、
手を合わせることにより、味方の能力を上げるオナラ魔法が使えるようになった。
旅をどんどん進めていくと、元の世界へ戻る方法が書かれた書物を盗んだ、
モンスター盗賊団”アカリ”の存在が出てくる。
盗賊団をこらしめつつ、ついにその書物を手に入れ、
元のその書物の持ち主も使用を許可するが、元の世界へ戻る儀式に使う道具が盗まれる事件が。
改心した盗賊団団長のアカリも儀式に使う道具集めに参加していたので、一回疑われるが、
颯来が汐音を元の世界へ戻したくなくて、一緒にいて欲しくて隠していたことが発覚。
すると、アカリが、世界を行き来する扉の噂を聞いたことがある、と。
そして、鷹丸、汐音、琴子、颯来はその扉を手に入れるための旅に出たのであった。
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