クマと恋愛してみた結果

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 そして今に至るのだが、今度は私がクマに積極的アピールをされる様になったのだ。なんという立場逆転。うれしはずかしというやつだ。 「なに悶えてるの、のんちゃん?」 「……いや、うん。クマは凄いなぁって」 「のんちゃんの方が凄いからね?」  そうは言うけどクマさんや、休み時間もお昼休みも真っ先に私を膝に乗せて来るのはなんなのかな?そのまま愛でられ続ける私も私だけれども。それで周りの目は痛いし、友人には生暖かい眼で見られるし。  そしてそれが嬉しくてしょうがない自分が一番恥ずかしい。けどその状態で一緒に食べるお弁当が美味しいのだからしょうがない。 「だから私とクマの惚気話をもっと聞くんだ友人よ」 「もう昼休み終わりだよバカップルが」 「「そりゃ残念」」  2人の人生は、何となく明るい。
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