第2ノ章 “少女の住まい”

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メニーナの母親 「あら、残念…今一瞬だけ タナトス君の長いまつげが見えたのに…」 ぐ…!喉にサンドイッチがつまりかけたが しっかり噛み終わりなんとか呑みこんだ ボク (タナトス・リベラーティオ) 「や、止めてください…!」 メニーナの母親は楽しそうに笑う… メニーナ・ペレグリーヌ 「え!まつげ長いの!? メニーナもみたいよぉ!」 メニーナはサンドイッチを頬張りもごもごする メニーナの母親 「こらこらメニーナ、食べながら喋らないの」 メニーナは口の中に入っていたものを しっかり噛んでから呑み込んだ メニーナ・ペレグリーヌ 「はぁい… ごちそうさまでしたっ!」 ボクも手を合わせて食後の挨拶をした メニーナの母親 「メニーナ、タナトス君にお部屋を見せるの?」 少女は頷いた メニーナ・ペレグリーヌ 「そうよ!タナトスくん メニーナのお部屋に案内したげるねっ!」 椅子からおりたメニーナは自分の靴を持ち ボクも自分の靴を片手に、もう片方の手を 引っ張られて裏庭に連れられた ボク (タナトス・リベラーティオ) 「ちょ…メニーナ…!」 前屈みで走らされるボク… メニーナ・ペレグリーヌ 「もう少しだからっ!」 裏庭に連れ込まれ一旦 ボクの手を離して靴を履くメニーナ… ボクも今のうちに靴を履き直した。
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