第2ノ章 “少女の住まい”

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ボクは一通り部屋を見回して メニーナに顔を向ける… ボク (タナトス・リベラーティオ) 「それで…何を動かしてほしいの?」 いつの間にか少女がぴったりくっついてて 一瞬だけ、驚いてしまった メニーナ・ペレグリーヌ 「あのね、タナトスくん あの蜂さんを動かしてほしいの…」 い、意外と胸大きいんだな… って…なに考えてるんだよ、ボクは! これだから男はバカだって言われるんだ…! ボクは気を取り直して 少女が指差した先の棚に顔を向ける ボク (タナトス・リベラーティオ) 「あそこに置いてある 5匹の蜂の模型だね、わかった…」 ボクは右手の手袋をとり 蜂の模型5匹に順番に触れた 少しして蜂達が羽を羽ばたかせ 部屋中を順番に飛び始め ボクは再び右手に手袋をつけなおす メニーナ・ペレグリーヌ 「わあ~!すごいすごい! きゃははははっ♪」 蜂と一緒に部屋を駆け回る少女だったが その動きかボクの方を向いたまま、止まる ブーン!カツッカツッ! 模型の蜂に立て続けに襲撃され ボクは後ろにのけぞり仮面が外れかけた! ボク (タナトス・リベラーティオ) 「ッ…!」 まさか、動きを与えた物に 襲撃されるとは…!?image=510887330.jpg
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