第2ノ章 “少女の住まい”

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仮面がとれた…! ボクは仮面とともに 少女に背を向け床に倒れる メニーナ・ペレグリーヌ 「タナトスくん…!?」 メニーナが背後に駆け寄ってきたが、ボクは 振り向かず手の平を向けて制止をかけた ボク (タナトス・リベラーティオ) 「来るな…!大丈夫、 大丈夫だから…!」 パタッ 足音が止まる、どうやら ボクの背後で動きを止めてくれたようだ メニーナ・ペレグリーヌ 「ん~お面、外れちゃったの?」 ボクは片膝立ちになり 仮面を拾い上げた… ボク (タナトス・リベラーティオ) 「ああ…だけど 見ようとしちゃダメだよ?」 ボクは拾い上げた仮面を 片手に割れてないかチェックする… うん、絨毯に落ちたから 割れたり欠けたりはしてないようだ 良かった… メニーナ・ペレグリーヌ 「タナトスくん…大丈夫?」 ボクは仮面を片手に 振り向かず目だけを背後に動かした ここからはメニーナの様子は確認できないな…image=510888143.jpg
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