第4ノ章 “翌日”

6/6
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
1歩1歩近づくロキ、空中から 包囲してくるサイボーグ達… もう、水路に飛び込むしかない! ボクは背中から水路に飛び込む、意外と深いな… 水路に飛び込んだボクは そのまま水中を泳いだ… Mr.ロキチュダック 「あ!くそ…流れが早い…!」 サイボーグ達は水中に入れない これは絶好の逃走経路だよ 水中を潜り流れに任せて 進んでいると小魚達が泳いでいた… ボクは小魚を抜かして 息継ぎのため、水路から顔を出す ボク (タナトス・リベラーティオ) 「ぷはっ…」 辺りを見回すと良くわからない所に出た 硝子板で水路が塞がれてるから ここからは出れないな… 硝子板の上をフライトボードに乗った サイボーグ達が通ってる 『中央管理区のオーティスガード達 メンテナンスの時間です!集合してください!』 硝子板越しにくぐもったアナウンス… 中央管理区ってどこだ まあ、良いや…もっと先に進もう 深呼吸して息を止めたボクは 再び水中に潜り流れに身を任せる どれぐらい進んだだろうか…息継ぎのため もう一度顔を出してみると また違うところに流れ着いて ボクは水路のふちに手をかけ両手で掴まった。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!