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メニーナ・ペレグリーヌ
「心配なんてしてないわ!
だって、わたしが作るもの全部すてるんだもの!
パパはゴミを拾ってくるなっていうし…
ママはわたしが集中出来るように
おうちの裏側の倉庫をお部屋にしてくれたけど…」
…
ボク
(タナトス・リベラーティオ)
「…閉じ込められたりとかはしてない?」
女の子は頷く
メニーナ・ペレグリーヌ
「うん!朝とお昼は倉庫の鍵を
開けてくれてるから
自由にでたりはいったりできるの!
夜だけは鍵をかけられちゃうから
出られないけどね…」
虐待されてるんじゃないのか…?
ボク
(タナトス・リベラーティオ)
「そう…」
ボクはまた顔をそらした
メニーナ・ペレグリーヌ
「タナトスお兄ちゃん…
なんで、お顔をかくしてるの?」
う、一番、触れないでほしいところに…
無邪気なメニーナは首を傾げてる
ボク
(タナトス・リベラーティオ)
「き、キミには関係ないよ…」
顔の向きをそらしてはいるけど
ボクの仮面の下の視線はメニーナに向けてる
メニーナ・ペレグリーヌ
「う~なによ~!
と、とにかくわたしと来てっ」
ボクはメニーナに手を引っ張られて
公園広場の外に連れ出された…
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