第2ノ章 “少女の住まい”

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第2ノ章 “少女の住まい”

しばらく人込みを掻き分けて進まされると 改札前に来た、そこでまた手が離れ メニーナが先に改札を通り ボクも切符を入れて改札を通る 再び手を握られて、少女に 誘導されるまま道を進む この駅はよく知らないけど… フラフラ歩くのには適してるかも だんだん人通りが減ってきて 閑静な住宅街に出た 住宅街を抜けるとその先には森林が 広がっててそこを少し入ったところに家があった ボク (タナトス・リベラーティオ) 「あれがキミのおうち?」 メニーナは頷く メニーナ・ペレグリーヌ 「そうなの!メニーナのおうちだよ♪ メニーナの部屋はね、裏庭の倉庫にあるの!」 立派な家だな… ボク (タナトス・リベラーティオ) 「……」 ボクは屋敷を見上げる メニーナ・ペレグリーヌ 「タナトスくん、ママに会わせたげるね…こっちっ♪」 再び手を握られたボクは 引っ張られ、また前屈みになる 玄関の扉にあるドアノブに手をかけたメニーナが 扉を開くと、30代ぐらいの女の人が出迎えに来た 「あらメニーナ、おかえりなさい! そちらの仮面の少年は?」 メニーナがボクの腕に再びすり寄る… メニーナ・ペレグリーヌ 「あのねママ! メニーナのね、新しいお友達よ♪」 メニーナの母親はこちらに視線を向けてきた
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